エンジニアリング事業
装置概要(代表例:マイクロコネクター用めっき装置)
本装置は、マイクロコネクター用ニッケル下地+部分金めっき加工装置です。
コネクター実装時のはんだ這い上がりを防止するため、接点部分とリード部分の金めっき間に0.5mm幅以上のニッケルバリア層を形成する事が可能な装置です。
装置レイアウトは、直線配置、U字配置などスペースに合わせる事が可能であり、1台で1条引きから4条引きまで様々なライン構成にする事が可能です。
また、めっき種類の構成も要望に応じて変更が可能です。例えば、ニッケルめっき+金めっき+錫めっき等の組み合わせも可能です。
本装置の特徴
独自の部品金めっき治具を使用する事で高精度に部品金めっき処理できます。
工程内の監視装置を適用することで、めっき加工時の電流・電圧・速度などの変動を常時モニター出来ます。
リール間の繋ぎ部分は自動的に検知して異常をリセットします。
マイクロコネクターに必要なニッケルバリアーめっき処理を行う事が出来ます。
必要に応じて、機械装置設置後のめっき品立ち上げ作業をサポート致します。
技術サービス
当サービスでは「3現主義=現場・現物・現実」に基づいた現状把握と改善の実施、各工程での変化点を管理・見える化することで「ものづくり」における品質改善を行っていきます。
さらに歯止めとしてオンラインでの監視装置や、検査員制度による検査工程の実施で、不具合の流出防止を図ることについてもノウハウの提供をさせて頂きます。
グループ企業では国内に2つのめっき加工工場、中国に1つの合弁めっき加工企業を保有し、最先端のめっき加工を実施しています。
そこで培った加工技術・管理技術を提供するため、実践に強い技術サービスが提供可能です。グループ企業では、めっき加工設備の開発・設計・製作から、めっき加工まで一貫して実施しています。
そのため、加工における管理体制の強化以外にも、加工設備自体の改善にも踏み込んだ改善提案が可能です。